さらば747

<JAL>「最後に飛ぶよ」…国内線仕様のジャンボジェットがラストフライト
日本航空(JAL)の国内線仕様のジャンボジェット、ボーイング747−400DのラストフライトとなるJAL1024便が20日、ラストフライトツアーの乗客450人を乗せて那覇空港沖縄県那覇市)から羽田空港(東京都大田区)に到着した。便名は19日に同機が羽田空港から北海道の新千歳空港に向かったJAL3152便とつなげると「最後に飛ぶよ」となる語呂合わせ。3月1日には国際線仕様の747−400も引退し、1970年以来、旅客機100機、貨物機12機が導入されたJALのジャンボジェットは姿を消すことになる。
ボーイング747−400Dは、ジャンボジェットの国内線仕様の最新型で91年から就航し、8機が導入された。短距離を多くの乗客を乗せて輸送することを前提に作られた日本専用の機体で、座席数は546。長距離飛行で燃費向上に効果のある主翼翼端のウイングレットがないほか、頻繁に離着陸することを考慮して脚部などを強化した設計となっている。国際線仕様の747−400同様、以前のクラシックジャンボよりも1人少ない2人のクルーで運航することが可能なほか、新型エンジンを採用することで燃費を改善している。JALでは01年度から05年度にかけて747−400シリーズを40機以上運航していた。
ラストフライトを終えた本木宏機長は「ジャンボに静かに羽を休めてもらうように着陸した。あと2時間ぐらいしたら、ぐっと来るものがあるのではないか。ジャンボは皆さんに愛されていたんだなと思う」と感慨深そうに話していた。
毎日新聞 - 2月20日(日)12時4分)

777シリーズのキャパシティが、意外にも747クラスの人数を収容できること。
4発機と2発機じゃ、食う燃料が違いすぎること、など。
とはいえ、子どもには絶大な人気があったし、そんな人気はA380にもないしね。
さびしくはあるが、ひとつ時代が終わったってことだね。