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漁業国との連携強化へ=クロマグロ取引禁止を阻止−水産庁
モナコなど欧州の一部の国が、大西洋と地中海で取れる高級魚クロマグロ(本マグロ)の全面的な輸出入禁止を目指している問題で、水産庁は、取引を継続できるよう地中海沿岸の漁業国などとの連携を強化する方針だ。日本は既存の漁業管理機関で厳しい漁獲規制を決定し、取引を続けたい考え。このため、規制強化に消極的な地中海諸国などに対し、合意形成に向けて働き掛けを強める。
同海域のクロマグロは国際的な管理機関「大西洋まぐろ類保存国際委員会」(ICCAT)で各国の漁獲枠を決め、資源の枯渇を招かないよう管理している。ただ、地中海諸国は国内漁業保護の観点から規制強化には消極的。昨年のICCAT年次会合でも、日本や米国が主張した漁獲枠の大幅削減に強く反発した。 
時事通信社 - 8月19日16時46分)

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