だからさあ

上位進出にあの手この手…全国学力テストに自治体躍起
全国の小学6年生と中学3年生を対象にした「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が、あす21日に実施される。
今年で3回目になるが、成績低迷に悩む自治体ではゲーム機を授業に取り入れたり、電力を節約する「エコ校舎」の改修計画を撤回してエアコンを取り付けたり、上位進出を目指して躍起になっている。
「とにかく点数を上げること」。今年2月。大阪府下の小学校でこう 檄 ( げき ) を飛ばしたのは、立命館小副校長の陰山英男氏(51)。橋下徹知事の招きで府教育委員に就任した「大阪浮上」の請負人だ。
大阪は小中とも2年連続で最下位クラスに低迷。東京都杉並区の区立和田中学校で、学習塾の講師による「夜スペ」と呼ばれる補習を実践した藤原和博氏(前和田中校長)も、府教委特別顧問に招かれた。「勉強嫌いをなくそう」と、任天堂の携帯ゲーム機ニンテンドーDSを使って国語や数学の授業を始めたのは、藤原氏の発案という。府下の一部20校に計800台を配布。購入費は2200万円。このほか、府教委では大手学習塾による放課後学習も始めている。
(読売新聞 - 2009年4月20日(月)14:35)

ダメダメなゆとり教育の反動とはいえ、詰め込みじゃ学力はあがらないって・・・。