晩節を汚す?

43歳の“重戦車FW”ヴィエリ氏が現役復帰! 「俺は中国へ行ってプレーする」と電撃発表
(Football ZONE web 7月30日(土)15時40分)


◆元伊代表FWが突如再始動 自身のインスタグラムで明かす
かつて世界を席巻した重戦車ストライカー、元イタリア代表FWクリスティアン・ヴィエリ氏が、中国で現役復帰すると自身のインスタグラムで突如発表した。43歳になったヴィエリ氏はランニング中の動画を投稿し、体重調整中であると明かしている。
「ボボ(ヴィエリ氏の愛称)・イズ・バック。俺は中国へ行ってプレーすることを決めた。5カ月前には101キロだったが、今は91キロだ。10キロ落とした。あと2キロ落として89キロにすればベスト体重だ。準備はできている」
ヴィエリの愛称である「ボボ」は、何か質問を受けると「ボー(分かんないよ)」の一言で済ませることがあまりにも多かったため、イタリアメディアから付けられたものだ。2009年に現役を引退してから7年間のブランクを経ての復帰に具体的なクラブ名などは明かされていないが、明確なことは行き先が中国であることと、その目的がサッカー選手として現役復帰をすることだということだ。
オーストラリア系のイタリア人であるヴィエリは、1991年にトリノでデビューすると、ほぼ1年おきに移籍しながらゴールを積み重ねていった。全盛期は99年から2005年まで所属したインテル時代で、元ブラジル代表FWロナウドなどとコンビを組み143試合出場103ゴールと驚異的な勢いでゴールを量産した。
◆ブランクは7年。契約形態にも注目集まる
注目されるのは、契約形態でもある。現役時代の最後のチームになったイタリアのアタランタでは、契約金や年俸額はリーグの最低保証金額でありながら、1ゴールあたり約1000万円の報酬が支払われるという独特な契約を結んだ。“爆買い”という言葉が示すように、中国クラブは無尽蔵に選手の獲得や維持のために金銭を使っているが、43歳で7年のブランクがあるヴィエリに数億円の投資をするとはさすがに考えづらい。何かユニークな契約形態があるのかもしれない。
マーカーを引きずりながらゴールを決める衝撃のパワーで、かつて世界ナンバーワンのセンターフォワードと言われた男の現役復帰が決まった。中国でも相手DFを引きずり倒すことができるのだろうか?

やめといたほうが・・・