そいつの親を疑え

バカなのか?カフェの長居客が迷惑すぎる!したり顔で何時間もPCや読書、無神経に化粧や電話
(Business Journal 4月7日(木)6時1分)


小腹がすいたときや休憩したくなったとき、カフェや喫茶店に入る人は多いだろう。
従来、カフェや喫茶店には時間を気にせずゆっくりとくつろげるイメージがあった。しかし、最近では「長時間の利用をお断りします」といった貼り紙のある店が少なくない。
こうした規制の理由には、低価格のコーヒーを多くの客に提供することで利益を上げる回転率重視のコーヒーチェーン店が増加し、店を訪れる人が増えた一方で、混雑しているにもかかわらず長時間居続けるマナー違反の客が目立つようになったことが挙げられる。
このほかにも多くの迷惑行為が問題になっており、このままでは憩いの場だったはずのカフェがまったくくつろげない場所になってしまう可能性さえあるだろう。
そこで今回、カフェで勤務経験がある方を対象にアンケートを実施し、勤務中に実際にあった客の迷惑行為の実態を調査した。寄せられた声を紹介していこう。
●逆ギレも日常茶飯事
まずは長時間居座るタイプの迷惑客。
「授業の合間なのか、学生が8人の集団で来て、そのうちの数人しか商品を頼まずに3時間以上も居続ける。『注文しないなら出ていってください』と言うと、大抵『今決めてるんで』と答えるが、その後に注文することはまずない。1人1品以上注文するのは最低限のマナーだと思う」(30代女性)
「中年男性に多いのですが、1人なのに4人席に座り、混んできても席を移動しようとしない。移動をお願いすると、『どこに座ろうが勝手だろ! こっちは場所代払っているんだ』と逆ギレ。1杯300円のコーヒーに場所代は含まれていませんよ。本来ならあと2〜3人座れるので、回転率は確実に悪くなります」(30代男性)
「決まった仕事場がないノマドワーカーには長居する人が多く、電話もするし無断で電源も使うしで最悪。それと最近は学生などの若者も無断でスマートフォンを充電したりします。一言声をかけてもらえればいいのですが、勝手に使うのはれっきとした電気泥棒ですよ」(20代女性)
長時間滞在されると、その席が専有状態になってしまうため、集客数が下がってしまうというのはもっともである。電源についても、コンセントがあっても勝手に使ってはいけないというのは常識だ。
なかには“もったいない”を美徳とする日本人にとって、あるまじき行為も見られた。
c「注文した後、つくっている最中にオーダー変更する客は嫌ですね。途中までつくった商品は廃棄するしかありません。さらに、変更した後で『やっぱり元に戻して』と言われたときは本当に頭にきました。また、商品を渡すときにはきちんと商品名を告げてから渡しているのに、半分以上飲んだ後で『注文と違う』と言ってくる客もいます。違うなら受け取るときに言ってほしいです」(20代男性)
このようなケースで、間違いとわかっていながら飲めば詐欺罪に該当する可能性もある。くれぐれも読者諸氏はやらないように気をつけてほしい。ほかにも、まるで自分のいる場所がカフェだと認識していないような客もいるらしい。
「大声で電話しているお客さんは本当に迷惑。たまに電話相手と喧嘩をしている人もいて、暴言を吐きまくっていたのでカフェの空気がすごく悪くなりました。怖くてなかなか注意できないので困ります」(20代女性)
「匂いのするマニキュアやパウダータイプの化粧をするお客さんがいるのですが、見ている側もいい気はしないし、何より食品を扱う店の中で化粧をするのは衛生上大迷惑です。最低限、トイレでやるといった配慮はあってしかるべき」(20代男性)
「休憩するのはいいのですが、長い時間寝るのはやめてほしいです。いびきはほかのお客さんの迷惑になりますし、寝るなら漫画喫茶にでも行けばいいのにと思います。また、英語の勉強をしていたお客さんが急にスピーキングの練習を始めたときは唖然としました」(10代男性)
●憩いの場が禁止事項だらけになるおそれ
こうした迷惑行為は客側に問題があることが多いが、当の本人は特に悪いことをしているとは思っていないのだろう。そのため、店員が注意しても素直に聞き入れず、口論になってしまうこともあるという。しかし、迷惑行為を続けるような客は、店として出入り禁止などの規制せざるを得なくなる。客本人としても、それは望まぬところだろう。
多くの人にとっての憩いの場所であるカフェは、互いに思いやってこそ“憩い”たり得るもの。そこを禁止事項だらけの窮屈な場にしないためにも、利用者にはほかの客や店への配慮を忘れないでもらいたい。
(文=日下部貴士/A4studio)

アホすぎて、話盛ってないよね??