確かにすごいんでしょうけど

50億光年先の銀河から=瞬間的に電波届く―国際チーム
時事通信 2月25日(木)3時3分)


オーストラリア・パークス天文台電波望遠鏡が昨年4月、おおいぬ座の方向で瞬間的に観測した電波は、約50億光年先の楕円(だえん)銀河から届いたことが分かった。豪スウィンバーン工科大や日本の国立天文台、東京大などの国際研究チームが24日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
電波望遠鏡で1000分の数秒ほど電波を観測する現象は「高速電波バースト(FRB)」と呼ばれ、近年注目されるようになったが、発生する場所やメカニズムが謎だった。今回はバースト後に電波が弱くなった天体を特定できたため、すばる望遠鏡が目に見える光で観測した画像と重ね合わせた結果、発生場所の銀河が判明した。
ただ、発生メカニズムは依然はっきりしない。東大の戸谷友則教授は、二つの中性子星が互いの周りを回る「連星中性子星」が合体した際、発生するのではないかとの見方を示した。 
中性子星は、巨星が寿命を迎えて超新星爆発を起こした後に残る天体。連星の中性子星が合体すると重力波が発生すると考えられるため、戸谷教授は「近い将来、重力波と高速電波バーストが一緒に観測されれば、連星中性子星合体説が決定的になる」と話している。

それが何かといわれると、だからなんなんだ。