えせビールよりビールがいい

ビール復権へ攻勢=商品多様化、味わい追求―大手4社
時事通信 1月17日(日)15時0分)


ビール大手4社が、市場の縮小が続いてきた国内ビール販売の強化に動いている。発泡酒第三のビールを含めた2015年のビール類販売は11年連続で減少したが、ビールだけでは前年比0.1%増と19年ぶりの増加に転じた。各社は、期間限定品などを積極的に投入した効果とみており、商品の多様化や若者層へのアピール強化で「ビール復権」を狙う。
キリンビールは5月から10月にかけ、都道府県別に味を変えた「47都道府県の一番搾り」を順次発売していく。高価格ながら若年層にも人気があり、コンビニエンスストアなどで限定販売されているクラフトビールグランドキリン」も刷新。布施孝之社長は「ビールをもっと魅力的にする」と需要の掘り起こしに闘志を燃やす。
サントリービールは「ザ・プレミアム・モルツ」を軸に、定番の「ザ・モルツ」、高価格帯の「マスターズドリーム」の3ブランドで攻勢をかける。水谷徹社長は「苦味や辛口より、今は味わい」と話し、香りやうま味をアピールする考えだ。
サッポロビールは昨年、主力の「黒ラベル」の味を変えるリニューアルを実施。これが功を奏し、黒ラベル販売量は21年ぶりに前年実績を上回った。今年は初の派生商品も投入する予定で、尾賀真城社長は「ビールに傾注する1年としたい」と意気込む。
スーパードライ」の15年販売が前年を割り込んだアサヒビールは、3月に糖質50%オフの「アサヒ ザ・ドリーム」を投入し、挽回を目指す。

やっぱね、発泡酒とか第三のビールじゃ駄目よ。
ビールです。