ちゃんと測った?

札幌市電、総延長21m長かった… ループ化の再測量で判明
北海道新聞 12月19日(土)17時33分)


札幌市が、市内中心部を走る路面電車(市電)のループ(環状)化事業に伴い、停留場間の距離を測量し直したところ、22区間のうち1区間を除いて距離が違っていたことが分かった。最大で66メートル伸びた区間もある。8465メートルとしていた総延長も実際は21メートル長かった。市は20日のループ化運行開始を前に、ホームページで停留場間の距離を公表した。
■運賃には影響なし
現在の停留場は、西4丁目―すすきの間に23カ所ある。ずれが最も大きいのは中央図書館前―石山通停留場間で、従来は265メートルとしてきたが、実際は66メートル長く331メートルあった。
逆に石山通―東屯田通停留場間は64メートル短い281メートル。再測量で変わらなかったのは山鼻9条―東本願寺前停留場間の313メートルだけだった。市電の運賃は一律170円(子供90円)のため、距離による影響はない。
市交通局によると、これまでは、1973年以前の測量を正式な距離としてきた。ところが、ループ化工事に先立ち2011年度に行った再測量で距離に誤りがあることが判明した。

ループ化しなかったら、真相はわからないままだったわけか。