珍事というよりお粗末

前代未聞のロスタイムやり直し珍事 選手呼び戻しドロップボールで再開
◆J1第2S第2節 甲府0―0仙台(15日・山梨中銀スタジアム
15日に行われたJ1第2ステージ第2節の甲府・仙台戦(中銀スタ)で、家本政明主審(42)がJ1では前代未聞のロスタイムやり直しを行った。珍事が起きたのは前半終了間近。家本主審は無線マイクを通じて、第4の審判員の佐藤貴之さん(41)に「ロスタイム0分」と伝えた。しかし、意思の疎通がうまくいかず、佐藤審判はロスタイムを「1分」と掲示。家本主審はこの掲示を見ないまま、仙台のスローインになった前半45分25秒で笛を吹いた。
選手はロッカールームに引き揚げるなか、審判団は集まった。そして、家本主審はロスタイムやり直しを決断。ユニホームを脱いでいた選手らも、ピッチに呼び戻され、試合はドロップボールで再開された。スタジアムが騒然となるなか、約20秒後に2度目の前半終了の笛を吹いた。ロスタイムが1分ということは、46分台で終了することが基本となる。ロスタイムをやり直しても、表示の1分には足りなかった。
(スポーツ報知 7月15日(水)22時40分)

なんか、玉虫色の決着だなあ。