なんともらしい

広島・黒田、記念プレートひっそり設置してた!「目立つのが嫌だから1人で…」
【球界ここだけの話】
広島の新井貴浩内野手(38)が3日、マツダスタジアムでプロ通算2000試合出場を記念したプレートの設置を行った。「本当にうれしい。応援してもらったファンの人に感謝したい」。8年ぶりに復帰した広島ではここまで61試合(4日現在)に出場し、199打数60安打37打点4本塁打で打率・302と規定打席にも到達した。
壁面には過去の記憶、記録に残るプレーの記念プレートがズラリと並び、新井が通算21枚目となった。銅板ということもあり、年月が経過するにつれて、いい感じに風合いが増してきていた。
この取材は3日のヤクルト戦の前にテレビや新聞記者ら20人以上を集めて行われた。取材前に記者が過去のプレートを眺めていると、新井の銅板の横に、同じぐらいピカピカに輝く「カープ復帰初勝利 黒田博樹」という銅板を見つけた。
これまで銅板を設置する際には取材が行われるのが通例だっただけに、記者の間ではいつの間に設置したのかと話題になった。
その日の練習終わりに当の黒田に話を聞くと、「僕は新井みたいに記者の人を集めてつけませんよ。居残り練習のときにコソッとつけました。『黒田さんは目立つのが嫌だから1人でやった』と新井に伝えておいてください」とニヤリと笑った。
24年ぶりの優勝へ投打において2人の力は欠かせないが、次回はぜひ黒田、新井の共同作業によるプレート設置の取材をしてみたい。
サンケイスポーツ 7月5日(日)18時0分配信)

いいですね、それだけ活躍できているってことだから。