大阪 明と暗

C大阪 J2降格…ホーム最終戦あいさつで大ブーイング
◇J1第33節 C大阪1―4鹿島(2014年11月29日 ヤンマー)
J1第33節は各地で行われ、本拠地で鹿島と対戦したC大阪は1―4で敗れ、最終節を待たず01年、06年に続いて3度目となる、J2降格が決まった。
ホーム最終戦のため、試合後に今季限りでの退任が決まっている岡野社長がサポーターへのあいさつを行ったが、怒号とブーイングが巻き起こり、その後選手は場内を一周した。
今季C大阪は開幕前には2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で得点王&MVPに輝いた、当時34歳のウルグアイ代表FWフォルランを年俸6億円で獲得。だが、高年俸に見合う活躍はできず、2試合連続フォルランがメンバー外となり、スーツ姿でゲームセットを迎えた。
また、昨季J1で得点ランク3位の21得点をマークしたエースFW柿谷がバーゼルに移籍した後、ブンデスリーガで通算88ゴールを誇る元ドイツ代表FWカカウ(33)を年俸3億円で獲得したが、こちらも期待ほどの活躍ができず、前節に続いてこの日もベンチスタートとなった。
スタンドには「史上最攻は経営だけ 大事な強化は空回り 20年間の経験を財産にできないクラブに花は咲くのか?」という横断幕も掲げられた。
J2降格となれば、若手を中心に大量流出の可能性も出てくるだけに試合後、大隈監督は「申し訳なく思っている」と肩を落とし「最終戦、プロとして最後まで戦う姿勢を見せていきたい」と語るのが精いっぱいだった。
スポニチアネックス 11月29日(土)16時53分)

G大阪 宇佐美2発で首位浮上「“来たな”という感じ」
◇J1第33節 G大阪3―1神戸(2014年11月29日 万博)
前節の首位・浦和との直接対決で勝利し、勝ち点2差に迫った2位・G大阪はFW宇佐美が2得点の活躍を見せ、3―1で神戸に勝利。浦和がこの日、鳥栖と引き分けたため、62と勝ち点では並ぶものの、得失点差でついに首位へと躍り出た。
G大阪は前半37分にFW宇佐美が先制のゴールを決めると、直後の前半43分、その宇佐美からのパスを受けたFWパトリックが2点目のゴールを決めてリードを広げた。さらに、後半開始直後の4分にも宇佐美がこの日2点目となるゴール。その後、神戸に1点を返されたが、試合の大勢に影響はなかった。
「自分のゴールでチームに勢いをつけられた」。宇佐美はこの日の2ゴールをそう振り返ると、「“来たな”という感じ。何が起こるかわからないのがサッカーなので、あと1試合、気を抜かないようにしたい」と首位浮上にほおを緩め、逆転優勝を懸けて臨む次節、アウェイでの徳島戦に意気込んだ。
スポニチアネックス 11月29日(土)17時10分)

J2落ちしていたガンバが優勝するとなったら、いい筋書きだよね。
セレッソは、インテル・ミラノでボロボロだったフォルランをつれてきたのがそもそもの間違いだったわけだけど、大物は見たいけどチームにあってない選手を連れてくるとなるとこうなる典型で終わっちゃったな・・・