ケータイコレクター

携帯・スマホを20台以上持ち歩いている女性が話題に−八王子の企業に勤務、趣味が高じて/東京
八王子の通信機器メーカー「エイビット」(八王子市南町)に勤務する女性が毎日、趣味が高じて国内外の携帯電話やスマートフォンを20台以上持ち歩き、話題を呼んでいる。(八王子経済新聞)
「ストラップフォン」と、神田さんが一番気に入っているという「S800」20台以上もの端末を持ち歩いているのは同社製造技術部リーダーの神田靖子さん。同社は清涼菓子「フリスク」サイズのPHS端末「ストラップフォン」や卓上型PHS端末「イエデンワ」などを手掛けていることでも知られており、神田さんはこの「ストラップフォン」をはじめ、iPhoneなどの国内でも購入できるスマートフォンや、電子ペーパーを搭載したロシアのスマートフォン「YotaPhone」、透明なカラー液晶を搭載したことで話題を呼んだパソコンメーカー・レノボの中国向け携帯電話「S800」など20台以上を日々バッグに入れ、持ち歩いている。
もともとは一般の人と同じように1台だけ持ち歩いていたという神田さん。その後、シャープ製の「W-ZERO3 [es]」を導入し2台持ちとなったが、「キーボードが搭載された端末が好き」と2010年に当時のソニー・エリクソンが発売した海外向けスマートフォンXperia mini pro」を購入。これ以降、携帯端末の魅力にはまってしまい、「面白くて手に入りそうなものは手に入れよう」と台数がどんどん増えていったという。
現在では日常的に海外の情報サイトや通販サイトなどをチェックしているほか、海外出張の際には見本市だけでなく、現地で販売されている情報誌や店頭なども確認して情報を収集。性能ではなくギミックやデザインの面白いものを中心に集めているという。「持っていることに喜びが持てればそれでいい」と神田さん。持ち歩いていない端末も自宅に多く所蔵しており、「100台はないと思うが、50台以上はある」とも。
取材当日は23台の端末を2つのバッグに分けて収納。「重さを量ったことはないが、電車に乗るときは必ず座るようにしている」とした上で、あまりにも持ち歩いている端末が多いために、「どれにSIMカードが入っているかわからない」と苦笑する。
「今は円安なので買いにくい」と神田さん。「服にこだわるわけでもなく、端末を買うために仕事をしているようなもの。今は中国市場が面白いので、定期的に見ていって、流行する前に手に入れたい」と今後に向けても意気込みを見せる。
(みんなの経済新聞ネットワーク 11月12日(水)19時26分)

いろんなコレクターがいるもので。