高校野球は頭脳戦

夏の高校野球>機転抜群、研究逆手に 大阪桐蔭・福島
大阪桐蔭(大阪)5−2健大高崎(群馬)●(準々決勝)
大阪桐蔭の右腕・福島は機転抜群だった。一回。健大高崎の走力を意識しすぎて1点先取され、なお2死一塁。ここで「これまで自分は右足をプレートから外して投げるけん制しかしなかった。外さずに投げれば引っ掛かるのでは」とひらめいた。相手の研究の逆手を取り、一塁走者を刺して波に乗った。「カットボールが狙われている」と感じ、中盤でフォーク主体にした点も奏功。リードした終盤は「もう(盗塁されても)ええやろ」と割り切る度胸も見せた。「打線のおかげ」と言いつつ、2失点完投に得意顔だった。
毎日新聞 8月22日(金)18時31分)

超スローボールも、スピードランニングマシンも、どんどんやったほうが面白いと思うのよね。
ゆえに、こういう技も光るわけで。