あれ?

ファンハール監督がトップ下香川を高評価 複数ポジションでの起用も示唆
■「6、8、10番で考えている」
マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファンハール監督は29日(現地時間30日)、ギネス・インターナショナル・チャンピオンズカップ(ギネス杯)インテル戦で、後半から日本代表MF香川真司をトップ下で今季初起用した。就任から香川を一貫してボランチでテストしてきたが、本職でのパフォーマンスを高く評価した。
「香川はドルトムントで10番の選手(トップ下)だったことは知っている。だが、私のシステムでは6番、8番、10番で考えている。これまでの2試合より今日のプレーが良かった」
指揮官は試合後、地元メディアにこう語り、45分間のプレーに高評価を与えた。チーム練習では、ボランチでのみテストされていたという香川だが、この日はスペイン代表MFファン・マタと交代でピッチに入った。ポルトガル代表FWナニと、イングランド代表FWウィルフレッド・ザハとも息の合った攻撃を見せ、らしい動きでゴールに迫る場面もあった。
3-4-1-2システムと4-2-3-1システムを併用する指揮官は、ボランチ(6番)、サイドアタッカー(8番)、そして、トップ下での起用を考えているとも明言した。
イングランド地元紙は、古巣ドルトムントへの復帰や、ファンハール監督が移籍のオファーが届けば放出を検討するなどと伝え、去就問題を取り上げてきた。だが、LAギャラクシーとの親善試合と、ギネス杯ローマ戦で不慣れなボランチでのプレーぶりから一転、指揮官の評価を勝ち取った香川。不振に終わったブラジルワールドカップでの悔しさを晴らす活躍を期待したい。
(Soccer Magazine ZONE web 7月30日(水)15時52分)

なんか、戦力っぽい?