転落の引き金

Chageの忠告届かず…「ヘンなモノはやめろよ」
誰よりも大きなショックを受けているのが、相棒のChage(56)。「突然の事でまだ頭の整理はつきません」とコメントし、困惑している様子だ。2人を引き裂いた薬物事件。ASKA容疑者が違法薬物にハマった当時、チャゲアスは韓国公演を大失敗していた。
相方の逮捕を受け、Chageは「今日までASKAの回復を待ってきましたが、このような事態になり大変残念です。突然の事でまだ頭の整理はつきません」とコメントした。
最悪の事態を予期して忠告していた。昨年6月の休養発表前、2人は衝突。ASKA容疑者が繰り返す異常な言動をChageは心配し、「いいかげん、ヘンなモノはやめろよ」と注意した。それに激高したASKA容疑者が、Chageを殴りつけたという。警察沙汰にはならなかったが、デビューから35年を共にした仲は簡単に引き裂かれてしまった。
そのきっかけとなったドラッグ。ASKA容疑者が手を染めたきっかけは何だったのか。違法薬物に本格的にハマったのはここ10年とされる。その当時、チャゲアスは韓国公演を失敗した。2000年8月のことだ。
日本語CDが未解禁の時代の韓国。チケットは全く売れず、クールな振る舞いで知られるASKA容疑者さえも、「売れなくて焦ってる。今から手売りに行きたい」と現地で訴えるほどだった。2日間公演したが、日韓文化交流のために寄付金を出した上、ギャラはゼロ。結果的に、前所属事務所は負債を抱えて倒産。90年代にヒットを連発した2人が、一夜にして転落してしまったのだ。
チャゲアスは所属事務所の倒産後、親会社のロックダムアーティスツに移籍した。だが、その後、チャゲアス、ソロを通じて、大きなヒット曲は生まれていない。
同社はこの日、「ファンの皆さま、また関係各位に多大なるご心配をおかけしましたこと、深くおわび申し上げます。現在は事実関係を確認中であり、今後の対応についてはあらためて発表させていただきます」と謝罪した。Chageは18日、広島市内でファンクラブイベントを開く。
スポニチアネックス 5月18日(日)5時38分)

韓国のことは知らなかった。
そうだったのか・・・。