さよなら「出世列車」

寝台特急あけぼのラストラン 「44年間ありがとう」青森駅でファン見送り
さようなら「あけぼの」―。JR東日本寝台特急あけぼの(上野―青森間)が14日、最後の定期運行日を迎え、青森駅では雄姿をひと目見ようと鉄道ファンら数百人がホームを埋め尽くした。
あけぼのは1970年10月に定期運行を開始。日本海側などを通り、上野と青森を約13時間で結んだ。
しかし、客車の老朽化が進んだことや、新幹線や航空機などの高速交通機関との競争で乗客数が減少。15日のダイヤ改正に伴い、44年の歴史に幕を閉じた。あけぼのの廃止で、青森県内発着の定期寝台特急は姿を消す。
青森駅では、駅員が「ありがとう!寝台特急『あけぼの』」と書かれた横断幕を列車の前で掲げた。ねぶた囃子(ばやし)も披露されるなど、ラストランに花を添えた。
午後6時27分、伊勢崎誠駅長の合図で列車が動きだすと、鉄道ファンらは写真に収めたり、手を振るなどして見送った。
青森市内に住む介護ヘルパー西村紀子さん(73)は東京にいる息子の部屋掃除などのため、月1回、4年間にわたり利用していた。それだけに「安くて、高速バスより楽な姿勢で東京に行けたのにね。さみしい」と涙ながらに話した。
あけぼのは今後、ゴールデンウイークなどの繁忙期に臨時列車として運行する予定。
デーリー東北新聞社 3月15日(土)9時52分)

そして、北斗星も来年姿を消し、ブルートレインは全廃される。
鉄ヲタ的にはやっぱさびしいねぇ。