「間違えました」

運行終了路線と間違え重機搬入…JR川崎駅脱線
23日午前1時10分頃、川崎市のJR川崎駅構内で、東京方面に向かって走行していた京浜東北線の回送電車(10両編成)が、線路上の資材運搬用重機(9・5トン)と衝突、先頭車両と2両目が脱線した。
先頭車両は左側に横転し、運転席にいた男性運転士(34)と男性車掌(25)が頭や足に軽傷を負った。
JR東日本は同日、重機を操作する男性作業員(43)が「既に運行を終えた別の路線と間違えて、京浜東北線の線路に重機を入れた」と話していると説明した。国の運輸安全委員会や神奈川県警は、作業手順や安全確認の方法に不備があったとみて、事故原因の調査を開始。京浜東北線では2003年にも類似のトラブルがあり、国土交通省関東運輸局は同日、JR東に、工事の施工管理を検証し、再発防止策を講じるよう警告した。
(読売新聞 2月23日(日)19時31分)

安全性が崩れるようでは鉄道は成り立たない。
もっとシビアな再発防止策を望む。