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ソチ五輪】銀のヨナ、真央の涙に「こみ上げるものがあった」/フィギュア
ソチ冬季五輪フィギュアスケート女子フリー(20日、アイスバーグ・スケーティング・パレス)20日に行われたフィギュアスケート女子フリーで、地元ロシアのアデリナ・ソトニコワ(17)が1位となる149・95点をマーク。合計224・59点としてショートプログラム(SP)2位から逆転し、ロシア勢初の金メダルを獲得した。SP首位の金妍児キム・ヨナ、23)=韓国=は銀メダルで、史上3人目の五輪連覇を逃した。
大トリの24番滑走を務めた金妍児は“別れ”を描いたタンゴの名曲『アディオス・ノニーノ』を熱演したが、示されたスコアは非情だった。
「できることはすべてやった。120点の出来。重圧があったけど、肩の荷がおりた」
ジャンプでミスはなし。誤算はスピン、ステップのうち2つが最高難度のレベル4ではなく、3にとどまったこと。ソトニコワはすべてレベル4。技術点の差で逆転を許し、史上3人目の五輪V2はならなかった。
一夜明けた21日の会見では、ジュニア時代から競ってきた同い年のライバル、浅田真央をねぎらった。「真央とは長い間比較をされ、競争もした。私たちのような選手は多分ほかにいないでしょう」。
ともに今季限りで引退する。直接対決は金妍児の9勝6敗。映像で見たという真央のフリーについて「彼女の涙を見たときは、私もこみ上げるものがあった」と話した。17歳のソトニコワ、15歳のリプニツカヤらに主役の座を明け渡し、2人のライバル物語が幕を閉じた。
サンケイスポーツ 2月22日(土)7時0分)

なんか、アスリートとしてより「国家」ばかりが強調されてしまったのは残念だが、純粋にスポーツ選手としては大いに楽しませてもらいました。
ありがとう。