あらら。

真央まさかの16位発進…トリプルアクセルで転倒
ソチ五輪フィギュアスケート女子・SP」(19日、アイスベルク・パレス)
 大トリの30番滑走で登場した浅田真央(23)=中京大=は、55・51点と得点を伸ばすことができず、まさかの16位発進となった。ライバルのキム・ヨナ(23)=韓国=の74・92点を筆頭に、3選手が74点台をマークした中、非常に厳しいスタートとなった。
直前の6分間練習ではトリプルアクセルに成功、いいイメージを持って演技に入ったと思われたが、冒頭でのトリプルアクセルで転倒し、その後もプログラムにコンビネーションジャンプを入れられないなど、まさかのミスが続いた。予想もしない結果に滑走後の浅田自身も「まだ何もわからない」と呆然とした様子だった。
バンクーバー五輪で涙の銀メダルを獲得し、今回の五輪を自身のスケート人生の集大成と位置づけて大会に臨んだ。団体にはSPで登場したが、ここでも得意のトリプルアクセルで転倒して3位どまり。直前に滑った地元ロシアのリプニツカヤへの大声援の余韻が冷めない中での演技となり、力を発揮できなかった。
今回の個人戦もロシア選手の直後での演技となり、割れんばかりの大歓声の中でリンクに登場することになったが「団体で経験したし、個人では自分の演技に集中できる」と、自信を持って臨んだはずだった。
泣いても笑っても、20日のフリーが浅田にとって五輪で最後の演技となる。ジュニア時代から日本の、そして世界のフィギュアスケート界を引っ張ってきた浅田の底力に期待するしかない
(デイリースポーツ 2月20日(木)4時28分)

それもオリンピックよね。