撤退間近?

南スーダン撤退を検討 自衛隊PKO、治安悪化受け
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)をめぐり、安倍政権は24日、国連南スーダン派遣団(UNMISS)に参加している自衛隊を撤退させる検討に入った。現地の情勢が悪化しており、自衛隊のPKO参加条件が満たされなくなる可能性があると判断した。南スーダンから撤退すれば、自衛隊によるPKO活動は休止することになる。
南スーダンでは、首都ジュバで15日に前副大統領によるとされるクーデター未遂が発生。各地で蜂起した反乱軍が大統領派と武力衝突している。自衛隊の派遣部隊は直後からジュバの宿営地内で避難民への医療支援や給水支援を行う一方、宿営地以外での活動を自粛している。
国連安全保障理事会は24日、UNMISSに増派する決議を採択した。反政府勢力の動きは活発化しており、道路整備など自衛隊を派遣した本来の目的を達成するのは難しくなっている。
こうした状況から、政権内では「一日も早く撤退すべきだ」との声も出ていた。政権は、今の南スーダン情勢は、PKO参加5原則のうち「紛争当事者間で停戦合意が成立」の条件を満たしていない可能性があると分析。今後、UNMISSの活動状況を踏まえつつ、撤退時期などを慎重に検討する方針だ。
朝日新聞デジタル 12月25日(水)5時5分)

軍じゃありませんしな。