バルサ!

INAC・川澄、バルサ移籍が急浮上!米からもオファー
INAC神戸のなでしこジャパンFW川澄奈穂美(28)が来季、スペインの強豪で昨季まで女子リーグ2連覇中のバルセロナに移籍する可能性が21日、急浮上した。また、米女子プロリーグの複数クラブから正式オファーが届いていることも分かり、海外でプレーすることが決定的になった。
チーム首脳はバルセロナなどから獲得の打診や、シアトルなど米クラブから正式オファーが届いていることを認めた上で、「ウチは去る者は追わない。女子サッカー全体のためになるなら」と移籍容認の構え。すでに米国人2選手の退団が決まっており、韓国代表MFチ・ソヨンの移籍も「決定的」(同関係者)。戦力ダウンは否めないが、MF田中陽子(20)ら若手選手の底上げで補うつもりだ。
また、INAC神戸の文弘宣会長は「譲れないのは出場保証」と言明。移籍先のクラブが「飼い殺し」できない条項を契約書に盛り込む具体的プランを示した。さらに「モデルは澤」とし、09、10年に夏までは米ワシントン、秋以降は日テレと2クラブを行き来した例を挙げ、移籍先のオフ期間は復帰させてプレーさせる考えも明かした。
川澄は、男子で欧州制覇4度のバルセロナのグッズを身につけ、戦術も愛する「バルサおたく」を自称。さらに昨年2月のスペイン・キャンプでバルセロナと対戦した際、敵将のジョレンス氏に「一番気に入った選手? 背番号9」と指名された。自身も「魅力的なチームだったので、もし(正式オファーが)あれば、真剣に考えたい」と答えた。川澄は来季、どのユニホームに身を包むか。
◆FCバルセロナ・レディース ジョレンス監督(55)が指揮。男子のスペイン1部・バルセロナの支援を受け、80年代に創設。同国女子1部リーグが創設された88年から参戦している。リーグ優勝2回(11〜12年、12〜13年)、スペイン女王杯優勝3回(94年、11年、13年)。12年2月2日にはスペイン遠征を行ったINAC神戸と対戦し、1―1で引き分けた。
(スポーツ報知 12月22日(日)11時2分)

女子のほうが断然先に行ってますね、世界レベルとしては。