どのみちどうでもいい大会

クラブW杯、欧州の関心度が低くFIFA会長ガッカリ 「日本やUAE開催だったときは理解できたが」
FIFA国際サッカー連盟)のゼップ・ブラッター会長は現地時間19日(以下現地時間)、欧州におけるクラブW杯への関心の低さを嘆いた。ロイター通信が報じている。
6大陸の王者に加え、開催国王者が一堂に会するクラブW杯は、南米やアジア、アフリカでは大きな関心を集めているものの、クリスマスが近付くこの時期に国内リーグが盛り上がる欧州ではほとんど注目を集めていない。過去にブラジル、日本、UAEで開催されてきた同大会は、今回初めてモロッコで開催されているが、西ヨーロッパ時間の同国に場所を移しても関心度は依然低いようだ。
ブラッター会長は報道陣に対し「かつて日本やUAEで開催したときは関心が低くても理解できたが、今回は欧州のすぐ近くで開催されているのに、あまり注目が集まっていない。確かに我々はガッカリしている」とコメント。アフリカ大陸の北西端に位置し、スペインとは目と鼻の先にあるモロッコ開催でも話題になっていないと嘆いた。
ブラッター会長はまた、欧州各地域で行なわれる公式戦との衝突を避けるべく、将来的にはクラブW杯をインターナショナルマッチ扱いとしてカレンダーに組み込みたいとコメント。「他の大会にも目を向けなくてはならないと思うが、欧州には数々のビッグリーグが存在し、日程面に問題が生じる。彼らは毎日試合をこなさなくてはならない。リーグ戦がなくてもFAカップリーグカップがあり、毎日、あるいは一日おきに試合がある状況だ」「クラブW杯は、W杯のようにインターナショナル・カレンダーによって守られていない」と語った。
なお、クラブW杯はすでに準決勝までが終了。21日に行なわれる決勝では、欧州王者バイエルン(ドイツ)と開催国王者ラジャ・カサブランカがクラブ世界一を懸けて対戦する。また、準決勝でラジャ・カサブランカに敗れた南米王者アトレチコ・ミネイロ(ブラジル)とバイエルンに敗れたアジア王者広州恒大(中国)も同日に3位決定戦に臨む。
(ISM 12月20日(金)14時32分)

日本で言うところの、野球のアジアシリーズみたいな位置づけでしょ?
勝たないとメンツ丸つぶれだけど、正直どうでもいい大会、みたいな。
ヨーロッパ−サウスアメリカップトヨタカップ)時代から、実はそう。