放出候補じゃなくなった

【欧州CL】マンU決勝T!好調香川の“不敗神話”ーー46分以上出場なら負けなし
サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は27日(日本時間28日)に1次リーグ第5節8試合を行い、日本代表FW香川真司(24)のマンチェスター・ユナイテッドイングランド)は敵地でレーバークーゼン(ドイツ)に5―0で大勝し、決勝トーナメント進出を決めた。香川は左MFで先発フル出場し、2点に絡む活躍で自らの“不敗神話”を更新した。
敵地とはいえ、2季前までプレーして慣れ親しんだドイツの地で香川は躍動した。開始直後こそレーバークーゼンの勢いに押されたが、前半22分の香川のプレーが試合を動かした。
自陣でボールを奪うと、一気にトップスピードでドリブルを開始。MFギグスを経由してFWルーニーにボールが渡ると、迷わずエリア内に突っ込んだ。DF2人を引き連れたのを確認したルーニーは、香川の背後に走りこんだMFバレンシアに絶妙なクロス。香川がおとりになったことで先制点が生まれた。
その後もルーニーとの好連係で好機を何度も演出。後半4分には右クロスに頭から飛び込み、GKと接触してヒヤリとさせたが、香川の勢いは止まらなかった。3―0で迎えた同32分にはルーニーにスルーパスを通し、DFスモーリングのゴールをお膳立て。フル出場での快勝に香川の表情もほころんだ。今季序盤は体調不良の影響もあって出番は少なかったが、実は香川が先発して46分間以上出場した試合は6勝1分けで負けていない。ルーニーとの細かいパス交換がチームに新たな風を呼び込み、香川の不敗神話を作り上げた。
試合前、死の恐怖とも直面していた。英メディアによると、レーバークーゼン戦に向けてチャーター機でドイツのケルン空港に着陸しようとした時、異常を示す警告ランプがともって緊急上昇。滑走路に別の飛行機がいたためで、あわや1958年の「ミュンヘンの悲劇」に続く惨事になるところだったという。大ピンチを逃れたチームは目標のビッグイヤー(CL優勝カップ)奪還の第一関門を突破。香川の神話とともにマンUは突き進む。
東スポWeb 11月28日(木)19時17分)

このまま定着してほしいなぁ。