当然の結果

「橋下維新」敗れる 竹山氏の再選確実 堺市長
任期満了に伴う堺市長選は29日、投票が行われ、無所属現職の竹山修身(おさみ)氏(63)=民主推薦、自民支持=が、日本維新の会傘下の地域政党大阪維新の会」公認で元堺市議の新人、西林克敏氏(43)を破っての再選を確実にした。
投票は午後8時に締め切られ、開票は午後9時10分から行われるが、産経新聞が投票所で行った出口調査や、取材の結果から判断した。
今回の選挙は、日本維新共同代表の橋下徹大阪市長らが掲げる大阪都構想への堺市の参画の是非が最大の争点となった。反都構想の竹山氏は共産、社民の自主的な支持も受け、反維新勢力が結集。維新はこれまで大阪の選挙で連戦連勝を重ねてきたが、初の敗北を喫した形で、橋下氏の求心力や政治的影響力、維新の党勢や国政での野党再編の行方にも影響しそうだ。
竹山氏は4年前の前回、橋下氏の応援を受けて初当選したが、「大阪府堺市の間に二重行政はない」として、大阪都構想の制度設計を行う法定協議会への堺市の参画を固辞し、橋下氏との関係が悪化。前回は対立候補を推した自民、民主の支援を取り付けた。
選挙戦では、大阪府大阪市堺市を再編する都構想が実現すれば、堺市域がばらばらになり、市の財源が都に吸い上げられると主張。「堺をなくすな」と繰り返し訴え、有権者の支持を広げた。
西林氏は、堺市の人口や税収の減少をとらえ、都構想を推進し、大阪府大阪市と連携して都市力向上を図る「ワン大阪」の必要性をアピール。橋下氏や維新幹事長の松井一郎大阪府知事が頻繁に応援に駆けつけ、石原慎太郎共同代表ら維新の国会議員らも動員した総力戦を展開したが、及ばなかった。
橋下氏らは今後、大阪府大阪市での都構想実現を目指すが、自民や民主など他党が反発を強めるのは必至で、制度設計を進める上で難航も予想される。
産経新聞 9月29日(日)20時2分)

そりゃ、大阪市以外トクしない「大阪都」構想なんて、賛同されるわけがないでしょ。
維新も、とっとと旗を降ろしたほうがいい。