2年は長いな

スペインで6億2000万円の「落とし物」、宝くじ当せん者を捜索中
スペイン北西部ラコルーニャ(La Coruna)市当局は、市内で見つかった470万ユーロ(約6億2000万円)の当せんくじの購入者を捜している。
メディアによると、昨年6月の抽せんのために発行された当たりくじは、販売員が店先に置き忘れられているのを見つけ、発行元の国営の宝くじ運営会社に引き渡した。だが当せん者が名乗り出ないまま1年が経過したことから、運営会社は市内の遺失物の公表が法的に義務づけられている市当局に届け出た。
市当局のホームページでは16日、置き忘れられた携帯電話や鍵が並ぶ遺失物リストのトップに「当たりくじ」が掲載された。
ラコルーニャのカルロス・ネグレイラ(Carlos Negreira)市長は声明で、「ネックレスや財布の忘れ物はよくあるが、500万ユーロ近い金額の当たりくじは非常に珍しい。金をくれと頼むためではなく、与えるために富豪をさがす市長なんて、スペインでは私だけだろう」と述べている。
市長によると、申し出があった場合、当局はその「信ぴょう性」について調査する方針。「2年以内に購入者を特定できなければ、当たりくじは拾得者のものになる」という。
(AFP=時事 9月18日(水)10時23分)

そもそも落とし主は覚えているのだろうか。