それは福音になりうるのか

日本への天然ガス輸出を解禁…米エネルギー省発表
米エネルギー省は17日、米国内で生産が増大しているシェールガスを含む天然ガスの日本向け輸出申請を認可したと発表した。
対象となったのは、中部電力大阪ガスが参画する米フリーポート社による液化天然ガス(LNG)の輸出事業計画。米国本土から、自由貿易協定(FTA)を結んでいない国に向けたLNGの輸出が認められるのは2例目で、シェールガス由来のLNGが日本向けに輸出されるのは初めて。原子力発電所の稼働停止が続き、火力発電用のエネルギー調達コストの上昇が大きな重荷になっている日本経済にとって朗報となりそうだ。
安倍首相が2月の訪米時に、オバマ米大統領にLNGの輸出認可を要請するなど、日本が官民を挙げて働きかけてきたことが実を結んだ。同社の事業計画によると、米南部テキサス州ヒューストン近郊の基地からシェールガスを含むLNGの輸出を2017年に始める。エネルギー省は、1日当たり14億立方フィート(約396億リットル)を上限に、20年間にわたる輸出を認めた。
(読売新聞 5月18日(土)4時7分)

光熱費の高騰を食い止めるにはちょっとだけ効果があるのかもしれないが、環境対策としてはどうなんだろう。