香川絶賛を浴びるの巻

香川が1アシスト含み2点に絡む活躍…ドローのマンUは次戦にもV
プレミアリーグ第29節の延期分が17日に行われ、ウェストハムと日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uが対戦。香川は先発出場した。
首位のマンチェスター・Uはアウェー戦に臨んだが、17分に失点を喫してしまう。右サイドをマシュー・ジャーヴィスに突破されてクロスを上げられると、ゴール前でアンディ・キャロルがヘディング。最後はキャロルからのボールを、リカルド・ヴァス・テにダイビングヘッドで押し込まれた。
敵地で先行されたが、前半の内に香川のアシストから同点に追いつく。31分に、香川がロビン・ファン・ペルシーからのパスで左サイドを突破。ペナルティエリア左を深くえぐってラストパスを通すと、ゴール前に詰めていたアントニオ・バレンシアが余裕を持って流し込んだ。
同点のまま前半を折り返したマンチェスター・Uは、後半立ち上がりの46分に大きなチャンスを得る。ウェイン・ルーニーが浮き球のボールをゴール前に送ると、ファン・ペルシーがヘディングで落とす。ゴール前に走り込んだフィル・ジョーンズボレーシュートを狙ったが、上手くヒットせず、得点には至らなかった。
ところが、54分に左サイドでパスを繋がれると、ウェストハムのモハメド・ディアメに左足の強烈なミドルシュートを打たれ、勝ち越し点を許してしまった。再び追いかける展開になると、63分にファン・ペルシーのCKからルーニーがダイレクトシュート。しかし、ウェストハムのギャリー・オニールにゴールライン上でクリアされてしまう。69分にも右サイドのバレンシアが上げたクロスに、ファン・ペルシーがヘディングで合わせるが、GKの好セーブに遭って同点ゴールとはならなかった。
それでも、77分にゴール前でボールを得た香川が、左足でシュート。ボールはポストに直撃したが、こぼれたところをファン・ペルシーが蹴り込み、再び同点に追いついた。
振り出しに戻った試合は、互いに勝ち越し点は奪えずにタイムアップを迎え、2−2のドローで終わった。マンチェスター・Uは勝ち点81となり、2位のマンチェスター・Cが勝利したため、勝ち点13差に縮められた。しかし、次戦の第34節でマンチェスター・Uが勝利してマンチェスター・Cが敗れれば、2シーズンぶり20回目のリーグ優勝が決まる。
なお、2ゴールに絡んだ香川は79分までプレーした。
(SOCCER KING 4月18日(木)5時34分)

結局ユナイテッドは強かった、で終わりそうな今シーズン。