白血病殲滅に向けて

白血病幹細胞」死滅させる化合物を作成
血液のがん「急性骨髄性白血病」で、再発の主な原因となる「白血病幹細胞」を死滅させる化合物を作成したことを、理化学研究所の研究グループなどが明らかにしました。
理化学研究所の石川文彦グループディレクターらは、抗がん剤が効きにくい「白血病幹細胞」で、多くの患者に共通する特定の酵素に着目しました。この酵素が機能しなくなる化合物をコンピューターの計算などで探し出し、患者の「白血病幹細胞」を移植したマウスにこの化合物を投与したところ、幹細胞とがん細胞が死滅したということです。この化合物は2割から3割程度の急性骨髄性白血病患者に効果があるとみられています。
研究グループでは今後、ほかの動物で副作用がないかなどの実験を行い、「数年のうちに臨床の場で使えるようにしたい」としています。
(TBS系(JNN) 4月18日(木)7時31分)

「不治」は存在しないのかも。
現時点となると別かもしれませんけど。