メトロに続け

都営地下鉄も27日正午から全線で携帯通信OK トンネル内の電波工事完了
東京都交通局と携帯電話4社は26日、都営地下鉄全線のトンネル内で、スマートフォンを含む携帯電話が利用できる工事が完了すると発表した。27日正午から利用できる。これに先立って東京メトロも21日からほぼ全線で利用できるようになっており、東京の地下鉄は一部を除いて全域でスマホ通信OKとなった。
携帯4社はNTTドコモ、KDDIソフトバンクモバイルイーアクセス東京都交通局と整備を進めてきた。東京都交通局は積極的にトンネル内で携帯電話の電波が使える工事を進めてきており、残すは大江戸線落合南長崎駅光が丘駅間となっていた。これにより、大江戸線浅草線三田線新宿線都営地下鉄全線、全区間で電波が通じるようになる。
東京都交通局では従来通り車内での通話は控えるよう呼びかけるが、スマホの普及を受け、乗客の利便性に配慮した。東京都交通局は「災害時などで列車が停止した場合でも、情報収集の手段として携帯電話を活用できる」と話している。
一方の東京メトロ有楽町線副都心線小竹向原千川駅間だけが連絡線の設置工事を行っているため工事ができず、平成28年度中まで先送りになるが、他はすべて完了している。
このほか私鉄でもこのほど地下化された小田急線の代々木上原−梅ヶ丘間で携帯通信が使えるよう工事が行なわれるなど、携帯・スマホの通信対応が加速している。
産経新聞 3月26日(火)15時7分)

「通話はご遠慮ください」とはアナウンスでよく聞きますが、ネットにつなぐことまでは禁じていませんからね。