一抹の不安

太陽活動低下、金星で証明…一酸化炭素濃度低下
金星上空の大気に含まれる、一酸化炭素の濃度が減少していることが、電波望遠鏡を使った大阪府立大の観測で確認された。
太陽の活動低下に伴う、紫外線の放射量減少が一因とみられ、同大学では「太陽活動の低下が、ほかの惑星の大気の観測から、うかがえた、まれな発見」としている。大分市で21日に開かれる日本天文学会で発表する。
同大学は、国立天文台野辺山宇宙電波観測所の電波望遠鏡を改良し、昨年12月から今年6月までのほぼ毎日、金星の大気状況を観測。その結果、高度約80キロでの一酸化炭素の濃度は、10〜50ppmと、この数十年で最低レベルだった。
金星の大気の大半を占める二酸化炭素は、太陽からの紫外線で分解され、一酸化炭素が生成される。海外での観測データでは太陽活動の前々回ピークの1991年頃は約140ppm、前回ピークの2002年頃は約90ppmだった。
(読売新聞 - 9月20日(木)15時16分)

僕の不安は誤っているだろうか。