国際公約

日本、原発ゼロ方針表明=安全向上を協議―IAEA総会
国際原子力機関IAEA)の年次総会が17日、ウィーンの本部で5日間の日程で始まった。山根隆治外務副大臣は演説で、2030年代の原発稼働ゼロを目指す方針を打ち出した新エネルギー戦略や、19日に発足する原子力規制委員会について説明。再生可能エネルギーの開発に全力で取り組み、原発依存度を減らす方針を表明した。
副大臣は、原発に依存しない社会の実現は「長い道のり」と指摘。国際的なエネルギー情勢の変化に柔軟に対応しながら原発からの脱却を進めると理解を求めた。また、原子力規制委は推進機関から「完全に分離する」と語った。
総会では、東京電力福島第1原発の事故を受け、IAEA原発の安全性向上に向けた行動計画を策定してから1年になるのを踏まえ、実施状況を協議する。
天野之弥事務局長は冒頭演説で、「福島の事故の最も重要な教訓は、原子力の安全性にはるかに強く焦点を合わせる必要があるという点だ」と強調。行動計画の策定後、加盟国が原発の安全性を相互評価するピアレビューの拡充や安全基準の体系的見直しなど、安全強化で進展があったとの認識を示した。また、福島の事故に関する包括報告書を2014年にまとめる方針を明らかにした。 
時事通信社 - 9月17日(月)23時8分)

二酸化炭素の削減も国際公約だが、民主党が掲げた数字はもはや守れそうもないし、もともと無理があった。
今回は、本当に、できるのか?