来年は背番号７？
香川 プレミア初得点！マンＵホーム開幕戦を勝利で飾る
サッカーのイングランド・プレミアリーグで、マンチェスター・ユナイテッドの日本代表ＭＦ香川真司は２５日、ホーム開幕戦のフルハム戦にトップ下で先発出場。前半３５分にプレミアリーグ初得点を決めるなど３−２の勝利に貢献した。なお、ＦＷルーニーはベンチスタートとなり、代わりにオランダ代表ＦＷファンペルシーがマンＵ移籍後初スタメンとなった。
試合は開始３分、フルハムがいきなり先制する。ペナルティーエリアの左側でもらったＦＫのチャンス。相手のマークを振りきってフリーになったＭＦダフの足もとへとボールが渡ると、そのままシュートしネットを揺らした。
出足をくじかれたマンＵは前半１０分、ＤＦエブラが左サイドを突破し中央へとクロスを送るとゴール前に走り込んだＦＷファンペルシーが左足を一閃。ボールは豪快にフルハムゴールへと突き刺さりマンＵが同点に追いつく。
同点に追いついたマンＵは同３５分、右ＣＫのチャンスから味方のシュートのこぼれ球に反応したＭＦ香川が右足でゴールへと蹴り込み追加点。香川に待望のプレミアリーグ１号となる得点が生まれた。
香川の勝ち越し弾で勢いに乗ったマンＵはさらに同４１分、ペナルティエリア左からＤＦエブラがやわらかいタッチでクロス送り、ＤＦラファエルがファーから飛び込みヘッドでフルハムゴールを破り３点目。そのまま前半は終了し、３−１のマンＵリードで折り返す。
後半は両チーム交代なしでスタート。２点リードのマンＵは余裕を持ってゲームをコントロールしていたが後半１９分、左サイドから上がってきたクロスボールにフルハムのＦＷペトリッチとマンＵのＤＦビディッチとＧＫデヘアが競り合うと、バランスを崩したビディッチのヒールにボールが当たり、無情にも自陣のゴールへと吸い込まれてしまう。
すると１点差に追い上げられたマンＵのファーガソン監督はすかさずここで動く。同２３分、ＦＷルーニーとＦＷウェルベックを同時投入。ＭＦ香川はルーニーに代わってベンチに退くこととなった。
３−２のまま終盤へとゲームが進むとマンＵのファーガソン監督は同４１分、ＭＦアンデルソンに代わってＭＦギグスを投入。勝利へと盤石の逃げ切り態勢を築く。
フルハムも後半投入されたＦＷロダジェガが存在感を発揮し何度かチャンスを掴むが、マンＵ守備陣が体を張って防ぎ３−２でマンＵがホーム開幕戦を勝利で飾った。
（スポニチアネックス - 8月25日(土)22時56分）
