つい見てしまうコーナー

コンビニ和菓子“甘い競演” 品ぞろえ強化、女性・シニア取り込む
コンビニエンスストア各社が、和菓子の品ぞろえを強化している。東日本大震災以後、増えている女性やシニア顧客の取り込みを狙い、食べきりサイズの少量パックを投入したり、常温品より砂糖の使用量が少なくて済む冷蔵用和菓子で、カロリー控えめ感を打ち出すなどヘルシーさも演出。「甘い競演」が繰り広げられている。
プレミアムロールケーキ」が大ヒットしたローソンは、オリジナルの「Uchi Cafe SWEETS(ウチカフェスイーツ)」ブランドの和菓子版「あんこや」シリーズを展開。6〜7月にかけては夏季限定の和菓子も順次投入している。「あんこや」では「良いものを少しだけ食べたい」という女性やシニアの要望を反映して、サイズを小ぶりにする工夫をした。「生どら焼」(150円)は60代以上、「純生クリーム大福」(130円)は40代以上の購入が多く、これまで20〜30代女性が主流だったスイーツ顧客の拡大に成功。「ウチカフェ」シリーズ全体の売上高を前年比約10%増に押し上げた。
セブン−イレブン・ジャパンは、プライベートブランド(自主企画=PB)「セブンプレミアム」で6月から和菓子を本格展開。「串団子たれ 焦がし醤油風味」(3本98円)、「豆大福つぶあん」(78円)、「黒糖まんじゅうこしあん」(同)の3種を発売した。山崎製パンとの共同開発で、たれやあんにこだわったという。
スイーツ分野ではローソンに後れを取っていたセブンは今年から反転攻勢に出ており、契約先の菓子メーカーが約80億円を投資して3工場を新設、18工場の設備増強を進めている。特に和菓子は「女性、高齢者の来店客が増えるなかで意識的に増やす」(鎌田靖商品本部長)といい、オリジナルスイーツ全体の今年度の売上高は、前年比1.5倍の約600億円を狙う。
ファミリーマートは6月に入ってオリジナルスイーツブランド「Sweets+(スイーツプラス)」の初の和菓子シリーズ「Sweets+和」を投入。「小豆とクリームの生どら焼」(136円)や「白玉クリームぜんざい」(230円)など冷蔵で保管、販売する5種類だ。
冷蔵品にこだわるのは、常温の和菓子が、品質劣化を防ぐために糖分を多めに使用しているのに対し、糖分が少なくても十分な甘さを出せるため。「低カロリーである点を女性、高齢層向けの訴求ポイントとしたい」という。ミニストップも冷蔵品の和菓子を強化。オリジナルブランドの「HAPPYRICH和GASHI」で今後、商品を拡充していくという。
(フジサンケイ ビジネスアイ - 6月25日(月)8時15分)

コンビニで必ず見てしまうコーナーって、僕の場合は実はここだったりしますが(汗)
わかるなぁ。
タバコと同じで、嗜好品はつられるんで、いいとこに目をつけたかな、と。