春先はなんだったんだ

巨人「M2」点灯!長野、阿部が2戦連続弾!内海は6勝目
(セ・パ交流戦日本ハム6−8巨人、3回戦、巨人2勝1敗、13日、札幌ドーム)交流戦首位の巨人が勝って2位ロッテが引き分けたため、巨人に交流戦優勝マジックナンバー「2」が点灯した。長野と阿部に2戦連続の本塁打が飛び出すなど、自慢の重量打線が16安打8得点と爆発。相手先発の斎藤を6回にKOした。先発の内海は7回1失点の好投で6勝目(4敗)を挙げ、自身4連勝とした。
一直線に伸びた長野の打球は左翼席に飛び込んだ。ベースを一周すると、待ち構えたチームメートとハイタッチだ。
「しっかり芯でとらえることができました。内海さんががんばっているし、先に援護したいと思っていたので、打ててうれしいです。」
0−0のまま迎えた五回。一死一塁から日本ハム先発・斎藤の138キロのツーシームを完璧にとらえた。打球は左翼席に突き刺さる6号2ラン。長野の2試合連続弾で先制した。さらに高橋由の適時打で1点を追加し、六回にも1点。長野の一打をきっかけに“持ってる男”斎藤を六回途中でKOした。
第1、2打席といずれも斎藤の変化球をとらえ、ヒットを放っていた。「低めの変化球に手を出さないようにしたい」と試合前に話していた長野。高めに浮いた変化球を見逃さなかった。
先発の内海はリズムよく投げ続け、三回まで無安打投球。五回には一死一、二塁と得点圏に走者を背負った。しかし、金子誠を左飛、鶴岡を二ゴロに打ち取り、切り抜けた。「ここまで来たら優勝するしかないでしょう。先頭出さないように、粘り強くいきたいです」という意気込み通りの投球で試合の流れを引き寄せた。
交流戦は昨季から負けなしの8連勝中。ソフトバンク・和田(現オリオールズ)の9連勝の最多記録にあと1と迫って迎えたマウンドだった。「いまは打線も調子が良いですし、波に乗って記録に並べればいい」と内海。交流戦優勝へ普段は自らの記録には興味を示さないが、交流戦の優勝に近づくとなれば話は別だった。
内海は7回90球で余裕を持って降板。ところがリリーフ陣が8−1の八回に5点を失い、早めの投手交代は裏目に出た。投打ともに好調だけに、詰めの甘さは解消していかなければならない。
サンケイスポーツ - 6月13日(水)21時8分)

リーグ制覇は、交流戦がカギともいえるので、やっかみも含めてこれが本来の姿なんでしょうけど。
それにしたって、4月の不振はなんだったのよ。