どっちがホントだよ

香川、ミラン移籍へ…ドルトムントV2置き土産に夏にも
サッカー、イタリア1部リーグ(セリエA)の名門ACミランが、日本代表MF香川真司(23)=ドルトムント=獲得の意向を持っていることが明らかになった。トゥットスポルト紙が報じた。ACミランのアリエド・ブライダ強化部長の補強リストに、最近2か月間、名前が挙がっているという。1500万ユーロ(約16億円)とみられる高額な移籍金をクリアできれば、今夏、伝統の赤黒ストライプに身を包む「ACミラン香川真司」が誕生する。
ブンデスリーガを席巻する香川旋風は、アルプス山脈を越え、イタリアの名門に届いた。「ミランは日本人獲得へ」。トゥットスポルト紙が今夏の移籍市場で、ACミランが初めて日本人選手を獲得する意向だと報じた。最大のターゲットが、ブンデス最高のアタッカーの1人になった香川だ。「ブライダ強化部長はこの2か月、ノートに司令塔の香川真司の名前を書いている。香川をとても気に入っている。他のクラブもそうであるように」と同紙は報じた。
契約問題が本格化した香川の移籍先には、これまで独ビルト紙上でマンチェスターUとチェルシーのプレミア勢の名前が挙がっていた。ミランは1月に獲得調査に乗り出しているという報道があったが、今季終了を目前に本格化したもようだ。
ドルトムントは、来季末で契約が切れる香川に対し、倍増の年俸300万ユーロ(約3億2100万円)、15〜16年シーズンまで3年の新契約を提示している。延長交渉が決裂した場合、移籍金が発生するうちに放出するのが通例で、最初のタイミングが今夏のオフになる。そのため、香川をめぐってクラブの名前が次々に挙がっている。一方で、日本人最高額まではね上がった移籍金が問題となりそうで、トゥット紙も財政面が獲得への障害とみている。
ミランが日本人獲得を検討している背景には、インテルでのDF長友佑都の成功がある。トゥット紙は「11年にインテルが長友を獲得したのは、戦力面でもマーケティング面でも重要な出来事だった」と指摘。ピッチで監督の指示を忠実に守り、労を惜しまない、長友に代表される日本人選手の特性は高く評価されている。日本でのミラン人気は根強く、練習場「ミラネッロ」には、しばしば日本人ファンが訪れる。戦術面でもトップ下は最大の補強ポイント。09年にRマドリードに放出したブラジル代表MFカカを買い戻すことを真剣に検討しているほどだ。
ドイツ国内のスポーツニュースでも、香川の契約問題はトップクラスの注目度。契約延長について明言を避けているだけに、V2を置き土産にした電撃移籍の可能性はある。
◆香川 真司(かがわ・しんじ)1989年3月17日、兵庫・神戸市生まれ。23歳。FCみやぎバルセロナから06年にC大阪入団。09年にはJ2得点王に輝くなど、J通算125試合55得点。10年7月、ドルトムントに完全移籍。同年前半戦のリーグMVPに選出。今季は12得点。08年5月に日本代表デビュー。代表通算29試合9得点。172センチ、63キロ。独身。
◆ACミラン 1899年創設。ミラノにあるセリエAの強豪。国内リーグ優勝(スクデット)18度、欧州CL7度、07年にクラブW杯制覇。本拠地はサンシーロ(8万18人収容)。愛称はロッソネロ赤と黒)。日本代表DF長友佑都インテルは長年のライバル。アレグリ監督が指揮し、主力はDFネスタ、FWイブラヒモビッチら。リーグ戦は勝ち点1差の2位。1998〜2001年にはザッケローニ日本代表監督が指揮した。
(スポーツ報知 - 4月20日(金)8時3分)

なんとなくミランのほうがありそうだけど、今の環境を捨てて行くかなぁ・・・