メジャーリーグ並み

香川、マンUオファー!ヒデ超え年俸6億円
サッカー・イングランドプレミアリーグ19度制覇の名門、マンチェスター・ユナイテッドが、ブンデスリーガドルトムントの日本代表MF香川真司(23)の獲得を目指し、年俸550万ユーロ(約5億9000万円)での複数年契約という破格待遇を準備していることが19日、分かった。21日のボルシアMG戦(ホーム)に勝てば、リーグ2連覇が決まるドルトムント。エースとして快挙に近付く香川に、欧州ビッグクラブの視線は熱さを増してきた。
日本の至宝獲得へ向け、サッカーの母国が誇る名門は本気だった。マンチェスターUが、今夏の香川獲得へ年俸550万ユーロでの複数年契約という破格待遇を用意していることが判明。水面下で接触しており、ドルトムントのリーグ優勝が決まり次第、交渉が本格化する見通しとなった。
今季、日本人欧州リーグ最多記録となる12ゴールを決めるなど、首位を走るチームを牽引(けんいん)する香川。ドルトムント側は2013年夏の契約満了を見据え、現年俸から倍増の300万ユーロ(約3億2000万円)で、3年間の契約延長オファーを提示した。
しかし、香川は14日のシャルケ戦後に、「そのこと(移籍問題)については…」と言葉を濁すなど返答を保留している。チーム側も契約満了後の来夏だと移籍金がゼロになるため、契約延長に合意できない場合は今夏に放出する意思を表明。チェルシーイングランド)などビッグクラブへの移籍が欧州メディアで取り沙汰されるのも、当然の状況となっている。
特に熱心なのが、昨夏から1年越しで動くマンUだ。ベッカム、C・ロナウドルーニーら大スターを輩出してきた名門中の名門。欧州サッカーの盟主の誇りをかけ提示する年俸550万ユーロは、200万ユーロ(約2億1400万円)のDF長友佑都インテル・ミラノ)を超え、250万ユーロ(約3億3000万円=当時)だったパルマ時代のMF中田英寿氏も上回る日本人最高額となる。
元韓国代表MF朴智星との契約が来夏で満了するマンUは、代わるアタッカーとしてファーガソン監督自らが香川の獲得を熱望し、アジア市場への影響も考慮し白羽の矢を立てた。ドルトムントの強化責任者、ツォーク・スポーツディレクターも独紙に「時機を見て決断が下されるだろう。香川がイングランドやスペインを気にしているのは知っている」とし、移籍の可能性を否定しない。
移籍金は1500万ユーロ(約16億円)前後とみられ、これもMF本田圭佑(VVVフェンロCSKAモスクワ)の12億円を上回り、中田氏の約33億円(ローマ→パルマ)に次ぐ日本人2位の金額。まさに絶大な期待を香川に寄せている。
21日のボルシアMG戦に勝てば、欧州4大リーグ(ドイツ、イタリア、スペイン、イングランド)で日本人初の2連覇も決まる。まずは、優勝決定直後にも下される、移籍か残留かの最終判断に注目が集まる。
サンケイスポーツ - 4月20日(金)7時51分)

すごい額だけど、ホントに行くのかしら。