そう甘くはないけど

宮市、プレミア初先発フル出場のチェルシー戦で存在感…ボルトン惨敗
プレミアリーグ第26節が25日に行われ、ボルトンに所属する日本代表FWの宮市亮チェルシー戦で先発出場を果たした。
プレミアリーグ初先発となった宮市は序盤、チームが劣勢を強いられたため、なかなかボールを受けることができない。しかし前半終了間際に中盤でボールを受けた宮市は猛然とドリブルを開始。巧みな動きからボールを展開し、最後はゴール前でシュートを放った。惜しくも得点とはならなかった宮市だが、可能性を感じさせるプレーで前半を終える。
しかし後半はチェルシーが地力を見せることに。48分、オーバーラップしたダビド・ルイスが先制ゴールをマーク。54分にはダビド・ルイスの決定的なヘディングシュートを、宮市がゴールライン上でクリアし、ボルトンは難を逃れたものの、61分にはディディエ・ドログバが追加点を奪取。
極めつけは34分、フランク・ランパードプレミアリーグ記録の9シーズン連続2ケタ得点となる10ゴール目をマークし、試合に終止符を打った。
ボルトンは終始、攻撃の形を作れず。しかし、その中でも宮市は時折ボールを持つとドリブルでアクセントを加え、スピードで相手DFを翻弄する場面も見られた。結局、ボルトンは0−3で敗れたものの、宮市にとってはまた大きな一歩を踏み出したことになった。
(SOCCER KING - 2月26日(日)1時51分)

本人にはいい経験になっていると思うが、チームとしてはどうなんだろう。