「救済」なの?

高校駅伝仙台育英生徒の一斉転校 戸惑いや批判広がる
全国高校駅伝で男女計9回の優勝を誇る仙台育英高(宮城)陸上部の部員10人が女子で優勝3回の豊川高(愛知)へ転校することについて、宮城、愛知両県の競技団体関係者の間からは21日、戸惑いや批判の声が上がった。
愛知県高校体育連盟は同日、「豊川高から届いたメールは『東日本大震災の影響もあり、人道的支援で救済措置を講じた』というものだった」と説明。
全国高校総体の出場資格は開催要項で「転校後6カ月未満のものは認めない」と定められているが、昨年は震災の影響による転校者が特例で出場を認められたケースがあった。同県高体連関係者は「(全国高校駅伝での)成績不振とか監督退任の事情もあり、特例の適用は慎重に検討する。最終的には(愛知県高体連)会長の判断」と話した。
全国高校駅伝は12月開催のため、出場は可能だが、愛知県の高校陸上部の指導者からは「特例措置といっても素直にうなずけない。ルールをすり抜けている感じもする」と反発の声も聞かれた。
一方、トップ選手が他県へ移る宮城県高体連も戸惑いを隠せなかった。金田幸夫理事長は「仙台育英に関しては、以前に卓球選手の多くが県外に移り、宮城の競技レベルが下がってしまったことがある。陸上のレベル低下が心配で残念」とコメント。これに対し、仙台育英高は「震災の影響で練習場所は一部使用できないが、陸上部は存続する。後任の監督もめどがついた」としている。
毎日新聞 - 2月21日(火)20時21分)

「引き抜き」って印象が拭い去れないのが、ねぇ。
真相がわからないのであれですが。