2012−13シーズンにつながる一勝

逆転で7連勝 インテルが4位に浮上
22日に行われたセリエA第19節、インテルラツィオの一戦は、2−1でホームのインテルが勝利を収めた。
チアゴ・モッタが出場停止のインテルは、長友佑都を中盤の右サイドへ上げ、左サイドバックにキヴを起用。スナイデルは再びベンチスタートとなり、左サイドのアルバレスと、ミリートパッツィーニの2トップが攻撃を担った。
一方、前節同様の先発メンバーで臨んだラツィオは、14分にビッグチャンスを迎える。ロングボールを止めようとしたインテルDFルシオからボールを奪い、GKジュリオ・セーザルと1対1になったロッキがシュートを放つが、これはポストに阻まれた。だが30分、そのロッキが先制点を奪う。レデスマの縦パスに反応すると、見事なダイゴナルシュートを流し込んだ。
対するインテルは35分、アルバレスとのポジションチェンジで左サイドに回っていた長友にチャンスが訪れる。中央に流れたアルバレスのパスが、守備ラインの裏を突いた長友の元へ。だが、飛び出してきたGKマルケッティに一瞬及ばず、シュートにはつなげられなかった。
だが、インテルは前半終盤の44分に試合を振り出しに戻す。ミリートが中央からアルバレスとのワンツーで3人をかわしシュート。ボールはマルケッティの手を弾いてネットを揺らし、ミリートの4試合連続ゴールで、インテルは同点に追い付いて前半を終えた。
インテルは後半開始からキヴに代えてオビ、アルバレスに代えてスナイデルを投入。長友を左サイドバックへ戻し、スナイデルをトップ下とする4−3−1−2へと移行する。一方のラツィオエルナネスを下げてマツザレムが登場した。
勝負を決める2点目を奪ったのは、ホームのインテルだった。クリアボールをルシオが頭で前線へ送ると、ミリートが競ってボールは守備ラインの裏へ。ここに走り込んできたパッツィーニが、マルケッティの頭上を越えるループシュートで逆転に成功した。
ビハインドを背負ったラツィオは直後の65分、中央でロッキとのワンツーからクローゼが絶好機を迎えたが、シュートはJ・セーザルの正面。逆に66分、スナイデルのロングシュートに脅かされたが、ここはマルケッティのセーブでしのいだ。
リードを奪ったインテルは、ミリートを下げてファラオーニを投入し、逃げ切りを図る。ラツィオはシセを投入するなどしたが、インテルは最後まで同点弾を許さず。7連勝で勝ち点を35とし、同33のラツィオを抜いて4位に浮上した。
(Goal.com - 1月23日(月)6時45分)

もうちょっと早くラニエリを呼んでいればね(苦笑)
まあ、燃え尽き症候群からようやく脱出したかな、とは思います。