今まで無風過ぎたんだ

脱原発」橋下氏、関電と対決へ 筆頭株主大阪市、今冬節電どう対応
大阪府知事橋下徹氏が27日の大阪市長選で当選したことを受け、大阪市筆頭株主関西電力は今後、原子力発電所の再稼働をめぐって難しいかじ取りを迫られそうだ。電力供給で原発への依存度を引き下げる「脱原発」を公約に掲げる橋下氏に対し、関電の八木誠社長は28日の記者会見でも原発を重視する姿勢を堅持。両者の全面的な対立は避けられそうにない。
原発依存度を下げることは(維新の会で)コンセンサスをとっている。次の(関電の)株主総会までに提案できるようにしたい」。当選直後の記者会見で橋下氏はこう述べ、「脱原発」の実現に向けて行動を起こす考えを示した。
大阪市関西電力の株式の8.9%(9月末時点)を保有する筆頭株主。橋下氏は、東京電力福島第1原発事故をきっかけとした原発への不信感の高まりを受け、原発依存度の引き下げを主張。発電、送電の両部門を分ける「発送電分離」で新規参入を促すことも含め、「提案権を行使する」と明言してきた。
八木社長は28日の会見で「株主提案権は具体的にどうなるか分からず、コメントできない」とした上で、原発について「今後のエネルギーの安定供給を考える上で重要な電源」と指摘。さらに「供給責任を担う事業者が電源設備と流通設備を運用する発送電一貫体制が最も適している」と述べ、橋下氏の主張を真っ向から否定した。
脱原発」となれば関西経済にも大きなダメージが及ぶ。橋下氏は、足元の電力不足にどう対応するかも具体的に示す必要がある。
(フジサンケイ ビジネスアイ - 11月29日(火)8時15分)

結果は別として、「どうするの」という問いかけは、電力会社に対しては必要ですわね。
いい悪いは別にして、脱原発は世界的潮流ですし。