火を見るより明らかな結果

亀井新党に反応冷ややか、橋下氏「参加はない」
国民新党の亀井代表は25日、東京都の石原慎太郎知事や大阪維新の会代表の橋下徹大阪府知事らと年内にも新党結成を目指す意向を表明した。
次期衆院選で民主、自民の2大政党に対抗する「第三極」を目指すが、与党内からは「新党構想は新鮮味がない。広がらないだろう」との見方も出ている。
亀井氏は25日の国民新党の議員総会で、「オールジャパンで結集する。そういう体制をつくる努力を喫緊にやらなければいけない」と強調。その後の記者会見では「石原知事は大変なリーダーシップと発信力がある。橋下氏もそういうものを持っているし、(愛知県の)大村(秀章)知事にもある。そういうものを結集していけばいい」と語った。
亀井氏は、野田首相が目指す消費税増税や環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加を厳しく批判しており、新党でも「増税反対」などを旗印に掲げる構えだ。
民主党内では小沢一郎元代表グループの議員に消費増税に反発する声が強く、こうした「不満分子」の取り込みも狙っている。
亀井氏は10月以降、民主党議員と会合を重ね、自身の構想に理解を求めてきた。24日には、都内で石原氏やたちあがれ日本の平沼代表、小沢グループ内山晃元総務政務官らと会食した。
ただ、呼び掛けられた側の反応は冷ややかだ。
石原都知事は25日の記者会見で、亀井氏から新党の打診があったことを認め、「亀井氏には『それ(新党)は結構だが、何をするかを問わないと国民はついてこない』と言っている。具体的な目的もなしにやってもしょうがない」と述べた。
橋下氏は25日夜、大阪市内で記者団に「新党に参加することはない。維新の会は維新の会だ。ただ、大阪都構想の法案は、既成政党に働きかける」と語った。
(読売新聞 - 11月26日(土)6時44分)

いいにつけ悪いにつけ、呼びかけられた首長の方々は、自分のビジョンをぐいぐい実行していくタイプの方々。
新鮮味のない新党で、自分の上に余計な重しがあったのでは、参加する気など毛頭ないでしょうし。
当然の結果。