自国の経済のためなら、地球の滅亡もかまわない

京都議定書、日本抜き延長も=新たな枠組み進展厳しく―28日から南アでCOP17
地球温暖化対策を話し合う国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)が、28日から南アフリカのダーバンで始まる。2012年末で期限が切れる京都議定書に代わる温暖化対策の次期枠組み(ポスト京都議定書)をめぐる議論は、枠組みを定めるかどうかの段階から各国が対立しており、進展は厳しい見通しだ。
途上国は、先進国のみに温室効果ガスの削減義務を課す同議定書の延長を強く主張。これに対し、欧州連合EU)は条件付きで容認する姿勢を見せており、反対する日本やカナダなどを除外した形で延長の議論が進む可能性がある。
日本は、現在京都議定書の対象となっていない米中を含めた、全ての主要排出国が参加する新たな枠組みができるまでを「移行期間」と位置付け、各国が自主的な削減目標・行動を掲げて取り組むよう主張。13年以降の温暖化対策について「少なくとも行動の『空白』は避ける」(政府関係者)ことを狙う。
ただ、自らの将来的な見通しが立たないことが日本の立場を苦しくしている。東京電力福島第1原発事故に伴うエネルギー政策の見直しで、13年以降の国内の温暖化対策は白紙の状態。温室効果ガス排出量を20年までに1990年比で25%削減する政府の中期目標も揺らいでおり、存在感を示すのは難しそうだ。
時事通信社 - 11月23日(水)15時32分)

日本の宣言した25%削減目標は、正直民主党の大法螺でしかないので、いい悪いは別として、7%くらいがリアルな数字なんだろうな、とは思うけど。
だからといって、アメリカと中国に何のペナルティもないのはおかしい気はします。