ダイヤ上のネック

初代のぞみ引退へ…最新型に輸送効率で勝てず
約20年前、新幹線の初代「のぞみ」としてデビューした車両「300系」が、東海道山陽新幹線で来年12月までに引退する見通しとなった。
最高時速270キロで新大阪―東京間を初めて約2時間30分で結び、ビジネス利用を拡大させたが、同300キロの最新型に輸送効率で勝てず、行き場を失った。
300系はアルミ合金製で、先代の「100系」に比べて1編成(16両)あたり214トン(23%)軽量化。車体を低くして空気抵抗を減らし、最高時速を一気に50キロ引き上げた。
1992年3月から東京―新大阪間で走り始めた「のぞみ」に使用。93年には運行を博多までとし、JR東海は98年までに61編成、JR西日本も93年まで9編成を投入した。
しかし、山陽新幹線を300キロで走行する「500系」などの登場で2001年には定期運行の「のぞみ」から引退。さらにカーブで高速走行できる最新型「N700系」が大量投入され、現在は主に「こだま」「ひかり」に使用されている。
(読売新聞 - 8月30日(火)15時7分)

N700系が本来のスペックを生かした場合、東京−名古屋間は1時間36分だが、700系が混じることも想定してダイヤを組んでいるため、通常は1時間43分かかる。
もはや700系ですら廃車にしたいというのが本音でしょうし。
なんか、あんまり感慨ないですね。
500系の東海道撤退と違って。