いくら節電の折でも

冷房我慢しないで…高齢者熱中症、6割が自宅で
昨年の夏に熱中症で救急搬送された65歳以上の患者のうち6割は自宅で発症していたことが、筑波大学と国立環境研究所の調査でわかった。
研究チームは、「節電が求められているが、高齢者は冷房を控えないように」と警告している。
救急車で運ばれた熱中症患者の年齢や当日の最高気温などを北海道から沖縄までの20自治体についてまとめた、環境研の「熱中症患者速報」を分析した。
その結果、自宅で発症した人の割合は、19〜39歳が17%だったのに対し、65歳以上では61%に上っていた。
高齢者にとって、自宅が熱中症を避ける安全な場所になっていないことが浮き彫りになった。
高齢者は、熱中症にかかると重症化しやすく、暑さも感じにくくなる傾向がある。研究チームは「高齢者が冷房を我慢する傾向は、節電の影響で例年以上に高まるだろう。命を守るためにも、高齢者は冷房を我慢すべきではない」と話している。
(読売新聞 - 2011年7月30日(土)12時17分)

セルフディフェンスは必要ということで・・・