どうする?

日産も木、金稼働を検討 自工会の「節電」申し合わせに足並み乱れ  
大手自動車メーカーの一部で、節電対策として業界で決めた「輪番休日」に対し、休日予定の木曜、金曜に工場を稼働させる動きが出てきた。ホンダに続き、日産が19日、休日稼働の検討に入ったことを明らかにした。東日本大震災で調達が難しくなっていた部品の供給が正常化しつつあり、休日も工場を稼働し、生産の後れを取り戻そうとの判断だが、業界の足並みの乱れが表面化してきた。
輪番休業は、自動車メーカーでつくる日本自動車工業会が、電力需要の多い7〜9月については土曜と日曜に操業し、その代わりに木曜、金曜を休業にするもので、5月に決定した。
生産の正常化が想定より早まったホンダに続き、日産自動車も一部工場で、木曜、金曜も稼働させることの検討に入った。今月から震災以前の水準での生産態勢に戻しており、生産が追いつかない場合は、木曜、金曜も休日出勤する。
ホンダは7月の木曜日に2日間、一部の工場を稼働することを明らかにしている。エンジンや変速機の部品関連工場が対象で、電力消費の多い完成車ラインについては休止する。
両社とも、午後から夕方にかけての電力需要ピークの生産を避けるなど、自工会の申し合わせには最大限配慮する考えだが、大手のホンダと日産が踏み切ることで、「休日稼働」の動きが広がる可能性がある。
特に日産は、志賀俊之最高執行責任者が、自工会会長として木、金曜を休業にする節電対策を進めた経緯があり、稼働にあたっては、説明責任が求められそうだ。
産経新聞 - 6月20日(月)0時8分)

企業の論理だけで押し通せない部分もあるからね。
これでまた計画停電になっても知らんぞ。