自民党もダメダメではあるが

統一地方選>菅降ろし、自民攻勢 2次補正焦点に
民主党は24日投開票された衆院愛知6区補選に独自候補を立てられず、知事選などで敗北の相次いだ統一地方選と併せ、菅政権に対する国民の不信感が強まっていることを印象づけた。自民党など野党は東日本大震災の復旧・被災者支援策を盛り込んだ第1次補正予算案には協力するものの、退陣要求などで対決姿勢を強める構え。菅直人首相は復興に取り組む姿勢を強調して政権維持への意欲を示すが、5月の大型連休明けには「菅降ろし」の動きが与野党に広がる可能性も出てきた。【平田崇浩、中田卓二】
「菅さんが(震災対策を)本当にやれるのかという疑問を多くの有権者が持っていることを示した」。自民党谷垣禎一総裁は24日夜の記者会見で、首相に復興を委ねることに否定的な考えを表明。公明党山口那津男代表も「首相の行動は実質的に物事を前に進めるリーダーシップに欠ける」と同調した。
自公両党は本格的な復興予算となる2次補正の主導権を握ろうと菅政権に揺さぶりをかける。谷垣氏は「震災がありながらマニフェストの主張にとらわれている」とも述べ、子ども手当などマニフェスト政策の見直しによる復興財源の捻出を要求。11年度予算の赤字国債を発行する特例公債法案への協力も拒んでおり、財源問題で追い込む展開を狙う。
民主党内でも「菅降ろし」の動きが出始めた。小沢一郎元代表は側近議員らに「おれがどれだけ頑張って政権交代を成し遂げたのか。それが彼には分からないんだ」と語り、内閣不信任決議案に同調する可能性もにおわせる。24日夜には国民新党亀井静香代表と東京都内で会い、統一選後の対応を協議した。
衆院民主党から70〜80人程度の造反議員が出れば不信任案は可決され、菅首相内閣総辞職衆院解散・総選挙に追い込まれる。中間派の樽床伸二国対委員長が25日未明、地方選敗北の責任を取って党大阪府連代表を辞任する意向を表明。こうした動きが首相の責任論につながり「菅降ろし」のうねりとなっていく可能性もある。
そのため、民主党の石井一選対委員長は24日夜、党本部で記者団に「責任を取ることで党内が混乱する。耐え忍びながら党を再建しなければいけない」と述べ、党執行部の責任論を否定。首相公邸には同日夜、岡田克也幹事長、輿石東参院議員会長らが集まり、自民党の唱える「復興再生院」の設置などを復興基本法案に取り入れる方向で野党との連携を探ることを確認した。
震災発生後、「大連立」論議も再燃しているが、政権延命に手を貸すのを警戒する自民党大島理森副総裁らは「首相の交代が前提」と譲らず、内閣不信任案と参院での首相問責決議案提出の時機を探る。同党の参院幹部は「まずは民主党の崩壊が始まるのを待つ。連休明けからどんな動きが出るかだ」と5月以降に照準を合わせた。
毎日新聞 - 4月25日(月)3時18分)

谷垣氏も「総理になりたいだけの人」としか映らないから、状況は悪化はしても好転はしないでしょうけど。
それにしたって菅総理バッシングは当然でしょと思う。
人様のご意見を鵜呑みにして、突っ込まれてまた誰かに答弁させるの繰り返しじゃないですか。
「俺が責任取る!」スタンスはまったく感じない。
確かに難しい席だからわからんでもないんだけど、日本国民をここまで不安がらせては、どうかと思うのだよ。