スマホ大攻勢

<NTTドコモ>NECカシオ初の超薄型スマホや新型エクスペリアなど3機種発表 
NTTドコモは24日、スマートフォンなど3機種を発表した。「Xperia arc」(エクスペリア アーク、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)と、「MEDIAS」(メディアス、NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)、タブレット型の「Oputimus Pad」(オプティマス パッド、LG電子製)で、いずれも3月に発売する。
「Xperia arc」は、ソニー液晶テレビブラビア」で培った画像表示で輪郭を強調する「モバイルブラビアエンジン」を搭載しており、前機種より大きい4.2インチのディスプレーで表現力を高めた。OS(基本ソフト)は最新版のアンドロイド2.3で、通信速度は初めてHSDPAの下り14Mbpsに対応している(サービスは夏の予定)。厚さは前機種より薄く、一番薄い部分は8.7ミリ。背面がわずかに凸形にカーブしており、手になじむという。8.1メガのカメラは、ソニーのセンサーを使って高感度撮影できるようにした。本体カラーにミッドナイトブルーとミスティシルバーに加えて、女性ユーザーを意識したサクラピンクの3色をそろえた。3月24日発売。
「MEDIAS」は、NECカシオ初のスマートフォンで、厚さ7.7ミリ、重さ105グラムと超薄型軽量だ。おサイフケータイワンセグなど、日本向けの機能を搭載したほか、ツイッターフェイスブックミクシィといったSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)と連動し、知り合いとのコミュニケーション履歴を一覧できる独自の電話帳機能がある。4インチのディスプレーには耐久性の高いガラスを採用している。3月15日発売。
タブレット型の「Optimus Pad」の画面は8.9インチで、重さ620グラムと、米アップルの「iPad」(アイパッド)より小型軽量。タブレット型端末向けのアンドロイドOS3.0を日本で初めて採用し、高精細な動画を視聴するために、CPUは高性能のデュアルコアを搭載する。背面には二眼カメラを付け、3D(立体)撮影できる。音声での通話はできない。3月下旬発売。
ドコモは来年度に発売する新機種についてはSIMフリーにする方針だが、今回の3機種はSIMロックがかかっている。
一方、新サービスとして、3月下旬から、スマートフォンの通信プランspモードの契約者向けに、コンテンツ提供サイトのアンドロイドマーケットの有料アプリ(ソフト)の代金をドコモの通信料金と合わせて決済できるサービスを始める。これまではドコモが開設した「ドコモマーケット」での決済でしかできなかった。
また、携帯電話向けの動画配信サービス「BeeTV」をアンドロイド端末で視聴できるサービスをスタートする。月額350円で、専用アプリをダウンロードして使う。これまでiモードで提供してきたサービスを、ドコモはスマートフォンでも使えるように移行を進めており、BeeTVの移行はその一環。
ドコモは今年度のスマートフォンの販売目標として掲げていた130万台をすでに達成しており、1月末には計250万台に増やしている。ラインアップの拡充で、今年度から来年度にかけてスマートフォンの販売拡大に力を入れる。
毎日新聞 - 2月24日(木)12時30分)

Xperia i−modeなんて出ないかしら(笑)