受諾するとは思えませんが・・・

楽天、来季監督に星野氏浮上!2年越しの恋人
楽天が、来季監督に阪神星野仙一シニアディレクター(63)を最有力候補として人選を進めていることが29日、分かった。楽天は今季最終戦となった同日の西武戦(Kスタ宮城)後にマーティー・ブラウン監督(47)の今季限りでの解任を発表。同監督は昨オフに2年契約を結んだが、チームが4年ぶりの最下位に沈んだことで任期途中での解任を決めた。チーム再建に向け、後任監督として中日、阪神で3度のリーグ優勝を誇る闘将・星野氏の招へいを目指す。
今季最終戦を前に、楽天に激震が走った。試合前、ブラウン監督は球団事務所で米田球団代表に来季の契約について返答を迫ったが、その場で解任を通告された。昨オフに2年契約を結んでいた指揮官。すでに秋季練習のメニューづくりに取りかかっていた中での電撃解任だった。
昨季は野村克也監督の下で2位に躍進し、球団創設5年目で初のCS進出。だが、今季の楽天は開幕から4連敗するなど、1度も勝率5割に届かないまま9月19日に最下位が確定した。「ベンチに緊張感がない」という関係者の指摘と同時に、ブラウン監督の独善的な選手起用、采配にもチーム内から批判の声が出ていた。球団もブラウン体制では来季の巻き返しは不可能と判断。米田球団代表は「若手や中継ぎの育成という功績を残した。ただ、結果がすべて」と結論付けた。
現時点で後任は未定だが、同代表は新監督について「最下位から一転して優勝を狙えるチームにできる方にお願いしたい」と理想像を語った。すでに球団内では阪神星野SDを最有力候補として人選を進めている。星野SDは中日監督を退任した直後の02年に阪神監督に就任。野村前監督時代の3年連続最下位からチームを再建し、翌03年には18年ぶりのリーグ優勝に導いた。
星野氏は楽天の三木谷球団会長とは親交が深く、昨年10月には写真誌に都内での会談を報じられた。その際には「三木谷さんとの会食は楽天が球団を所有する前から年に数回行っていること」と話していた。楽天にとっては2年越しの恋人であり、星野氏はこの日、スポニチ本紙の取材に対し「そんな話は来とらんけど、オレもまだ忘れられてないということかな。ありがたいことや」とした。
10月7日からKスタ宮城で始まる秋季練習は暫定措置として佐藤投手コーチが指揮を執ることが決まり、球団は長期戦も覚悟。星野氏が最終的に固辞した場合に備え、佐藤コーチもしくは仁村2軍監督の内部昇格も検討されている。
「弱いチームを勝たせるのが男のロマン」という星野氏。楽天からの正式就任要請とともに、闘将の動向に注目が集まる。


◆星野 仙一(ほしの・せんいち)1947年(昭22)1月22日、岡山県生まれの63歳。倉敷商から明大を経て68年ドラフト1位で中日に入団。現役通算成績は500試合に登板し、146勝121敗34セーブ。82年に現役引退後は、中日、阪神の監督を歴任。3度のリーグ優勝を果たした。監督通算成績は919勝789敗33分け。04年から阪神のオーナー付シニアディレクター。また08年の北京五輪では日本代表監督も務めた。
スポニチアネックス - 9月30日(木)7時0分)

阪神を辞めていくとはとても思えませんがね。