日本中に波及しそうな気がする

駐車場案内板:高槻市、廃止検討 導入から10年、必要性の低下で/大阪
高槻市中心部の主要道路沿いに整備されている駐車場案内板が、廃止となりそうだ。駐車待ち行列や駐車場を探して回る車を減らそうと導入したが、10年以上を経てカーナビが普及、コインパーキングも増加するなどして必要性が低下してきたという。更新期を迎えたのを機に、市と関係団体などで存否を検討。今年4月から休止して市民らの反応をみているが、問い合わせは電話での1件にとどまっている。
地図式のブロック案内板(縦横各3メートル)と文字式の個別案内板(縦2・6メートル、横1・4メートル)。ブロックは国道2カ所▽府道4カ所▽市道1カ所、個別は府道3カ所▽市道7カ所に設け、11の駐車場の「満車」「空車」や場所を色や文字、矢印で表示し98年4月にスタートした。道路管理者の国、府、市が各基数分を負担し、事業費は市と府で約3億円。市が管理してきた。
導入10年が近づき更新を検討したところ、ブロック案内板の地図を描き直すためには全面交換が必要だった。また、06年12月に実施した市民アンケートでは、案内板を「参考にする」が回答者の36・9%、「参考にしない」が53%だった。
市は09年度、国、府、駐車場運営者、高槻署とで存続についての検討会を設けた。協議の結果、アンケートでの市民の意見が判然としないなどの理由で、当面休止して様子をみることに。今年3月の市の広報紙で告知し、4月から休止した。5月末には「休止中」と書いた幕を全案内板に掲示。市交通安全課は「問い合わせにどう説明するか身構えていた」というが、今月20日現在、市側に寄せられたのは、苦情ともとれない電話での1件だけだという。
今月下旬に検討会を予定する。同課は「高槻は観光都市でもなく、更新して存続するほどの費用対効果があるとはいえない。休止に対する市民の反応状況などを説明し、できれば廃止の方向で決めたい」としている。
毎日新聞 - 8月22日14時28分)

公衆電話がものすごい勢いで減ってますけど、あれと同じじゃないのかなぁ。