いじめかどうかは知らないが

デーブ、露骨なえこひいきに鉄拳制裁…イジメの構造とは
「コーチとして不適切な行為」をした疑いがあるとして、22日に電撃解任された西武・大久保博元前2軍打撃コーチ(43)。熱血指導で確かな実績を上げた一方で、好き嫌いが激しく、つらい仕打ちを受けた若手もいた。
ドラフト1位ルーキーの菊池雄星投手(19)も、その「ブラックリスト」の上位に載っていた。品行方正で努力家の優等生とされていたのになぜ? 球団関係者は「同じドラフト1位とはいえ、やんちゃ育ちの大久保さんと温室育ちの雄星は、一番肌が合わないタイプ」と解説する。
「球界の常識は非常識」と言えばそれまでだが、西武では多少なりとも鉄拳制裁が行われてきたという。ただし、大久保前コーチは好き嫌いが激しかった。
露骨なえこひいきがある反面、自らの指導法に合わないと突き放す。22日のフレッシュ球宴で3安打し、優秀選手賞に輝いた3年目の外野手、斉藤彰吾も冷遇された1人だ。
一方、雄星の母校野球部は体育会系の雰囲気とは無縁。地元で一緒に育った選手たちが、リベラルな監督のもとで、のびのびと野球をしてきた。
大久保前コーチの指導は熱血だが、ノックバットで殴ったり、誰にでも自分のやり方を押しつけたり、過剰な罰金を取ったりと不合理な面も。雄星ら若手は、こうした相容れない部分に、不満を募らせていったようだ。
西武球団フロントは、親会社がコンプライアンス問題で上場廃止になった経緯もあり、グループのイメージを損なう「業界の常識は非常識」の問題に敏感。事態を重く見てコーチの職を解き、球団本部長付とした。
前田康介本部長は「処分というより、疑いがありながらコーチとして指導することは不適切と判断した」と説明。すでに大久保前コーチからは聞き取り調査を行ったが、23日は2軍首脳陣、24日以降は選手にも話を聞き、近日中に調査内容を明らかにするという。
相撲界でも「かわいがり」や野球賭博など、数々の非常識が露見している。今回の“デーブ騒動”は、球界の非常識をうかがわせる氷山の一角である可能性もある。
zakzak - 2010年07月24日17:59)

気が短いだろうな、というのは、巨人在籍時から垣間見えていましたが。
正しい・正しくないじゃなくて、今の考え方にはあってないのかもしれない。
あとは、「鉄拳制裁」がだめなんじゃなくて、そこに確かなロジックがあったかどうか。
この文面を読む限り、ただの相性による好き嫌いでしかないもんねぇ。